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たくさんのバス

バスの乗り方が日本全国ぐちゃぐちゃすぎる

前から乗ったり後ろから乗ったり、整理券を取ったり取らなかったり、降りるときも前からだったり後ろだったり、後払いだったり前払いだったり…。おかげで見慣れないバスに乗るときはいつも緊張します。

てなわけで珍スポットを求めて各地のバスに乗車したバスプロのわたくしが、「バスの乗り方(降り方)」「料金の支払い方法」「整理券」についてまとめみたので参考にしてください。

バスの乗り方と降り方

バスの出口と入口

多くのバスには、出入口が前と後ろに2つあり、前から乗るか、後ろから乗るかの2択になります。ただし、高速バスや地方のバスだと出入口が1つだけのバスもあります。

  1. 前から乗って後ろから降りる:定額のバスによくある
  2. 後ろから乗って前から降りる:一般的なバス
  3. 前から乗って前から降りる:高速バスとか田舎のバスとか

順番に紹介しますね。

1.前から乗って後ろから降りる

2ドアタイプのバス

前のドアから乗り、先に料金を払い、目的地についたら後ろのドアから降りるタイプ先払いになるので、運賃が定額のバスに多い乗り方ですね。

東京とか名古屋に多い方式みたいですね。前から入っていくので乗客の視線を集めやすい乗り方です。

2.後ろから乗って前から降りる

後ろから乗るバス

1の逆パターン。多分こっちの方が一般的。

後ろのドアから乗り、降りるときに料金を払い、前のドアから降ります。運賃は多くの場合が距離従量制で、遠くに行けば行くほど運賃が高くなります。たまに後ろから乗るタイプでも運賃定額制のものもあります。

3.前から乗って前から降りる

1ドアタイプのバス

前のドアから乗って、前のドアから降りる方式。車内で支払う場合は後払いがほとんど。事前に窓口で乗車券を購入する場合は当然車内での支払いは不要。

このタイプのバスは最終目的地以外のバス停では降車できなかったり、田舎の路線だったり、人の乗り降りが少ないバスに多いね。普通の路線バスだと見かけないかな。

料金の精算方法

整理券とicカード読み取り機

バスの乗り降りでも紹介した通り、バスの運賃は先払い型後払い型があります。運賃箱は必ず運転席の隣にあるので、前のドアで乗り降りするときが支払いのタイミングなのですね。

支払い方法は現金か交通系icカードのどっちかになります。まぁあと磁気カードもあるかもしれないけど、それについては詳しくないので割愛。

現金での支払い方法と注意点

現金払いだとお釣りが出ないのがマジでやばい。お札しかもっていないと焦る。一応車内で両替できますが、1万円札には対応してないことが多いです。

悲惨なのは後払いのバスに乗ってて、途中で万札しか持ってないことに気づいた時。その場合は「次の乗車時に2回分払えばいいよと言われる」「その辺の店で両替してこいと言われる」等の対応をされるそうです。

交通系icカードなら釣り銭いらず

バスの入口のステッカー

最強なのは交通系icカードですね。SuicaとかICOCAとかmanacaとかnimocaとかです。一旦チャージしておけば後はそこから運賃が引かれていくだけなので小銭で困りません。また、支払い時にポイントが貯まるので、その分現金払いよりもちょっとお得になります。

ただし、残高不足の場合はチャージが必要になります。クレジットカードからのオートチャージに対応したicカードなら残高不足とも無縁になりますね。

icカード読み取り機

とまぁ支払いには非常に便利なのですが、バスによってicカードでの乗車方法が異なります

  • パターン1:降車時に読み取り端末にカードをかざす(乗車時は何もしなくてOK)
  • パターン2:乗車時と降車時に読み取り端末にカードをかざす

パターン1はバス運賃が定額制の場合で、パターン2は距離従量制の場合が該当します。めんどくさいですね。

ちなみに交通系icカードなら整理券を取る必要がありません。というわけで最後に紹介するのが、整理券についてです。

整理券とは何?必要になる場合や取り忘れた場合について

靖国神社

整理券の写真がなかったのでここからは靖国神社の写真をお届けします。

正しくは乗車整理券って言うのかな?整理券は自分が乗車した地点を証明するためのものです

ほんとんどのバスの運賃は距離従量制なので、乗車したバス停と降車したバス停によって運賃が変わります。

例えば始発駅から4番目のバス停で乗車すると、4と書かれた整理券が発行されます。んで4番目の駅から降りた駅までの運賃が適応されます。

降車の際に、運賃箱に現金と一緒に整理券も入れます。運転手に見せる必要はありません。しかしそれだと整理券の意味がないような気がするんですけどね…。

整理券を取らなくても良い場合

ゼロ戦

整理券を取らなくても良いシチュエーションは2つあります。

  1. 交通系icカードで運賃を払う場合
  2. 始発駅から乗車する場合

ただし、バス会社によっては2の場合でも整理券を取るように案内する場合もあります。だから結局現金で払うなら整理券は取っといたほうが無難です。ちなみに整理券が置いてある場所は、前乗りなら前のドアに、後ろ乗りなら後ろのドアにあります。

整理券をとり忘れた場合

小学生が描いたゼロ戦

整理券は後から発行できません。なので取り忘れたら終了です。お疲れ様でした。

整理券を持っていない場合、始発駅から乗ってきたと見なされるので、始発駅から降車駅までの運賃が請求されます。ただし、優しい運転手の場合は自己申告で乗車駅からの運賃で許されることもあるみたいです。

いずれにせよ、失くしたり取り忘れるとめんどうなので大事にしましょう。

これであなたもバスマスター

停車ボタン

先日バス乗ってたら、降車ボタンを押し忘れたのかそもそも存在を知らなかったのか、「降りる降りる!」と運転手に叫んでるおっさんがいました。降車ボタンは車内のアナウンス聞けばわかりますが、そもそものバスの乗り方って誰かが教えてくれるわけでもないし、それでいて地域でバラバラなので難しいですよね。

てなわけでそのおっさんのためを思って、バスの乗り方をまとめてみました。お役に立てたら幸いです。

高速バスに乗るときはさらにテクニックも必要

バスの中でも高速バスに乗るときは、さらに気をつけるべきことがいっぱいです。高速バス予約のテクニックを駆使しないとマジで苦行になります。高速バスを頻繁に利用する私が、知見から得たバス予約のテクニックをまとめたのでこちらもご覧ください。