昆虫食ブームが来ております!昆虫は高タンパク低カロリーということで、先進国でも昆虫を食べましょう的な運動が広がっているとかいないとか。
日本は食料自給率が低く、もしも世界から村八分を喰らえば、すぐに食糧難となってしまうでしょう。てなわけでブームに乗りつつ、いつ食糧難がきても大丈夫なように、昆虫を食べてきました。
目次(もくじ)
愛知県豊橋市の居酒屋『善』で昆虫食の世界へ
こちらは愛知県豊橋市にある「アジアン居酒屋 善」という居酒屋です。以前から昆虫食に興味があるということをTwitterでつぶやいていたら、それを目にした知人にこちらのお店に連れて行ってもらえました。
キャビア!フォアグラ!トリフ!ダチョウ…!ワニ…?ニシキヘビ…サソリ…
不穏すぎるメニュー
注目すべきは200円メニュー。不穏ワードが並びまくっています。
右下地球の絵が世界各国から食材を集めているということをアピールしています(たぶん)
まずはお通し。
左からクラッカー(どっかの外国産って言ってたけど忘れた)、うずらの肉、カニカマ
うずらの肉は硬かったけど味は鴨っぽくて普通でした。
ま、軽いジャブです。問題はここから。
サソリを食べる
小さいのがサソリ、大きいのがスコーピオンらしい。
違いはよくわからん。
チップスと共に食べると特に感想もない味だけど、サソリ単体で食べるとなんとも言えない後味が口に広がります。食べ物の味ではないです。スコーピオンの方は中身もバンバンに詰まってて更にまずいみたいです。
サソリはまずい!
コオロギとバッタとゲンゴロウを食べる
続いてコオロギとバッタ。
揚げてあります。
今にも動き出しそうな虫たち。
こちらはゲンゴロウ。
羽が硬いのでむしる必要があります。
うわぁ…
まずはバッタ。味はししゃもに近いです。普通に食えました。
コオロギも塩がかかってて、スナック菓子感覚で食べられました。意外と箸が進みます!
ゲンゴロウはうーん。おいしくはない。
カエルを食べる
カエルの姿揚げ。
小さいカエルも揚げてあります。
こちらはヒキガエルの皮かな?
味は予想通り鶏肉系。問題なく食べられます。
皮は特に感想もなし。
トカゲ(トゥッケイ)を食べる
トカゲ。トゥッケイという食用トカゲらしいです。
普段は焼いて(?)食べるみたいですが、今回小さいものしか仕入れられなかったということで、揚げたものを用意してくれました。
ご尊顔…。
これは美味しいらしいけど、味はよくわからなかった。たぶん食べた部位が悪い。
おたまじゃくしの柳川鍋を食べる
おたまじゃくしの柳川鍋。本来ならどじょうを使った料理ですが、おたまじゃくしを使用しています。
味は普通に鍋の味が染みてて何も思わなかった。
同行者はたまに渋みがあるとちょっといまいちだった模様。
ニシキヘビのステーキを食べる
ニシキヘビのステーキ。
ガーリックが効いててうまい!昆虫と違って爬虫類系は普通に”肉”として楽しめます。硬いけど!
バンブーワームとココナッツワームを食べる
奥が蚕の蛹、手前が竹を食べて育つというバンブーワームです。
ちょっとフライドポテトっぽい。
塩がかかってて中身も空洞でサクサクなので、味もフライドポテトっぽいです。
蚕の蛹とタガメを食べる
蚕の蛹は…。不評ナンバーワンでした。
これはマズイ。先ほどのサソリに似た嫌な後味。
食べてみるとじゅわっと熱い液体が口の中に広がります。 ひどい味でした。じゅわっがやばい。
タガメです。
今回調理してくれた女将さんは、お店の昆虫料理は全て実食したみたいですが、中でもタガメが一番まずかったんだとか。
しかも料理を運んでくるときに 『グロッ!』って言いながら運んできてくれました。
しかし食べてみるとそこまで強い味もなく、普通に食べられました。調べてみるとタガメは昆虫の中でも美味しい部類とされてるみたいですね。
女将さんも味に興味津々で『まずい?まずい?』としきりに聞いてきました。
初めて昆虫を食べた感想
最後に昆虫を食べてみた感想、味をまとめます。
基本的に昆虫そのものに味はないです。バッタやコオロギにしても、『まずくはない』というレベル。しかし内蔵の味というか、土の味というか、そういう嫌な風味が強いです。
とはいえ思いの外ひょいひょい食べることができました。これで今後食糧危機がきて、昆虫がメイン食材になったとしても、わりとスムーズに移行できそうな気がします。
何事も経験ですね。
あじあん居酒屋 善の詳細情報
公式サイト:株式会社 サン・フーズ あじあん居酒屋 善
住所:愛知県豊橋市小池町字安海戸54番地の1
電話番号:0532-46-5771
場所:Googleマップで見る
営業時間:PM 17:00〜AM 10:00
定休日:月曜日、火曜日
備考:備考:営業日時は気まぐれみたいです。予約すると確実です。