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赤沢八幡野連絡橋の全体像
橋の先端に立つと、そこから先は崩落していた

以前からこの廃ループ橋は訪れてみたいスポット上位に入っていまして、今回念願かなって見にいくことができました。

「廃ループ橋」だとか「未完成ループ橋」だとか呼ばれていますが、正式名称は「赤沢八幡野連絡橋」で、一般道ではなく工事用車両が走る道路として1976年に建設されたと聞きます。

しかしその後放置され廃墟化。そしてなんと1993年には橋の一部が崩落し、今もその状態で放置されているというとんでもないダイナミック物件です。

ダイナミックすぎて写真じゃちょっと伝わりづらいのですが、ご覧ください。

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地上に落ちてきたループ橋

現役道路から見る赤沢八幡野連絡橋

すぐ近くには現役の道路があり、ループ橋はその隣にあります。この近くには赤沢別荘地なるものがあり、そこに工事車両が通るための道だったそうです。

「未完成」と呼ばれることが多いのですが、既に完成していて車両が通行していた、とも聞きます。実際のところどうなのかは不明。

崩落したループ橋

ループ橋を目指して森の中をしばらく行くと、ありえない角度で地面に突き刺さっている橋の一部が見えました。

ループ橋の姿と崩落した部分

ええ…。

明らかに道路面がこちらを向いています。ありえません。

残っている先端部分

とりあえずループ橋の先端目指して登っていきます。

ループ部分

ちなみにループ橋とは、低いところから高いところに繋ぐために作られます。ループしながら高さを稼ぐために、あえてこのような複雑なつくりをしているわけです。

河津七滝ループ橋の衛星写真

伊豆のループ橋と言えば「河津七滝ループ橋」の方が有名で、そちらは現役の一般道です。この通り綺麗な円形をしています。

赤沢八幡野連絡橋の衛星写真

一方今回の赤沢八幡野連絡橋。スーファミ版マリオサーキットのごとく楕円形なのが特徴です。そして気になるのは、道幅がイビツなこと。これは一般道ではなく工事車両搬出入道路だからなのか、それとも…。

なんかひねくれてる
前略、橋の上より

てなわけで実際に橋の上に立って見渡してみると、やっぱりどうもこれは何かがおかしい。

歪んだ橋

もしかしたら、圧力によって歪んでしまったんじゃ…。

崩落した先端部分を見る
橋の先端部分。ここから先が崩落した

この橋がなぜこのように先端の崩落を招いたのかは定かではありません。いくら私道だと言っても橋というセンシティブな建築物を幅すらいい加減に作るとも思えません…。

しかしまさに眼前ではこのように橋が落下しているので、やはり構造上に問題があったんじゃないかと思います。そしてその問題は崩落した先端部分だけでなく、この橋全体を覆っている気がします。その理由が次。

つなぎ目が開いている

この通り、カーブ部分のつなぎ目をよく見てみると、こっちも普通にやばいんです。

隙間が開きつつあります

橋の繋ぎ目がこんだけ開いた橋を見たことがありますか!?

正常性バイアスによって悠々自適に撮影なんかしちゃっていますが、自分が立っている場所がいつ崩落してもおかしくないような感じ。かなりやばい。

プレートが外れかけている

やっぱりやばい。

やばい

ループ橋という高難易度の建築物+廃墟化して誰もメンテしなくなった結果、橋桁の崩落や橋そのものの歪みを生んでしまったんじゃないかと思います。

いびつなループ橋
いびつなループ橋

とすればこの橋、まだ落ちる可能性は十分あります。もしかしたらその被害は現役道路にも及ぶかも…。と考えたら、近隣住民にとっては非常に堪らない物件でしょうね。

ループ橋全体像

闇が深い!

この記事の撮影機材
カメラ1:RX100M6
カメラ2:GoPro HERO7 Black

伊豆に来たなら怪しい少年少女博物館も行くしかない!

伊豆という場所はどうしてこうも珍スポットや廃墟が多いのでしょうか。実際この日もループ橋だけでなく、5箇所くらい廃墟を見ました。また伊豆の超有名珍スポット「まぼろし博覧会」にも行ってきました。