沈堕の滝
見よ!これぞ豊後のナイアガラ!(マジでそう呼ばれてるらしい)

大分県豊後大野市です。見てくださいこの素晴らしい滝。こちらは「沈堕の滝」と言います。

まるでバーコードのように滝が多岐に渡っている迫力満点の姿は「そういう風に作った」感を漂わせますが、実はこの形状は自然の景観そのままであり、国の登録記念物にもなっています。

そしてなんとこの滝には、かの有名な画伯、雪舟(涙でネズミを描いた人)も訪れており、その時描いた作品が「鎮田瀑図(ちんでんばくず)」と呼ばれています。

つまり室町時代から有名な滝として、大分県でブイブイ言わせていたわけです。いやーすごい滝ですね。あっぱれ!

誰でも観光可能な合法廃墟!沈堕発電所跡

沈堕発電所跡

というわけで今回のメインディッシュはその滝の手前にあるこの遺構。こちらは豊後電気鉄道の発電所跡地です。屋根がなく、ドラクエ視点でジロジロ見下ろすことができます。

沈堕発電所跡への道

この発電所跡、元々は豊後電気鉄道株式会社という今は亡き会社のものでしたが、現在は九州電力が管理しているそうで、ありがたいことに遊歩道などがきちんと整備されていて内部を見学できるようになっています。やったね✌️

沈堕発電所跡に渡るための橋

心もとない2本の丸太まで用意してくれています。

発電所内部

このぐらつく橋を渡ると、そこから先の光景はとても幻想的なもの。古びた構造物と、それに伝って生い茂るツタ。なんとも神殿チックな見た目です。

奥から入り口の光景

振り返れば自分が入場してきたアーチ状の入り口が美しい。

発電所のアーチ窓

さらに同じくアーチ状の横窓から太陽光が降り注ぎます。この発電所が作られたのは1909年と、明治時代後期のこと。時代背景を考えると、ハイカラな美しい建物だったんでしょうね。

発電所全体像右側

GoProで全体像を撮影。残留物は全くありません。

発電しぃお全体像左側

反対側の壁には丸い横穴が空いていました。

発電所外壁

外側。当時からこうなのかわかりませんが、すれ違うのもギリギリくらいの幅しかありません。つまり、結構ギリギリに建ってるわけです。さすがです。

ちなみにこの構造物、調べてみると、阿蘇の凝灰岩を使って建てられたそうです。

沈堕の滝遠景

本当はドローン飛ばしたかったんだけど、まだ手に入れたばかりなので、川の上で飛ばす勇気がなかった。

ちなみにこの写真だとわかりにくいけど、左の崖から土砂が大規模に流れ込んでる。これは震災の影響かな…。滝や発電所跡が無事でよかったです。

沈堕発電所の部品

駐車場付近には当時使われていた部品らしきものもありました。へーふーんなるほどねーと思いました。世界タービン!

この記事の撮影機材
カメラ1:RX100M3
カメラ2:GoPro HERO7 Black

神殿のような廃墟なら、土倉鉱山もおすすめです

遠く離れた滋賀県ですが、こちらの山奥には鉱山の廃墟があり、沈堕発電所と似たような感じで同じように屋根のない遺構があります。

山の斜面に残る遺構は、どことなくRPGゲームに出てきそうな、「モンスターに破壊されてしまった神殿」を彷彿とされます。

神殿廃墟が好きな方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。

沈堕発電所の詳細情報

公式サイト:なし
住所:〒879-6423 大分県豊後大野市大野町矢田
電話番号:なし
場所:Googleマップで見る

営業時間:いつでも
入場料:無料
駐車場:あり

備考:ロケーションの割に、県道26号線から外れてすぐのところにあるのでアクセスは良好です。

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