バイクで巡るゲストハウス
バイクで巡るゲストハウス

こんにちは、斎藤です。先日私は家を手放しまして、8月はほぼ全てゲストハウスに宿泊して過ごしました。

ことの発端は今年6月ごろ。その時私はバイクで名古屋から青森まで旅をしていて、つまりホテルを転々としていました。そんな中仙台で立ち寄ったゲストハウスが非常に楽しくて、それからというものゲストハウスばかりを好んで泊まるようになりました。そして今や「ゲストハウス(など)に泊まり放題になるサービス」に加入するという傾倒っぷりです。

私は昔から旅するのが好きだったんですが、このゲストハウスってやつについてはほとんど知りませんでした。10代、20代の頃に知っていればもっと楽しめたのにと思うと悔しくてなりません。

そんなわけで、私と同じようにゲストハウスを知らずに育ってきた人たちにゲストハウスの素晴らしさを伝えたい、という思いでこの記事を作成しております。

ゲストハウスとは

長野県伊那市のゲストハウス

ゲストハウスとは宿泊施設の1つです。要するにホテルなんですが、ビジネスホテルやリゾートホテルとは違って、旅するバックパッカーを宿泊客と想定して営業しています。

そのためホテルよりも安いのですが、個室がなく風呂やトイレも共同、という特徴があります。カプセルホテルに近いですね。

相部屋(ドミトリー)形式の宿泊所

相部屋
大分のドミトリー

ゲストハウスは大体が相部屋です。1つの部屋にベットが複数並んでいて、みんな同じ部屋で寝ます。

ただベッドにはカーテンが備わっているので、だいたい1畳分のプライベート空間は確保されます。しかし視覚を遮断するには十分だけど聴覚は遮断できない。今のところ遭遇したことはないけど、イビキかく人がいるとかなりしんどいことになると思います。

そういうことも見越してか、あらかじめ耳栓が用意されているところもいくつか見ました。

宿泊料金はホテルよりも安価(なことが多い)

岡山の個室
岡山の個室ゲストハウス

これは確実ではないけど、やはり個室ではないこともあって宿泊料金はビジネスホテルよりも比較的安価です。大体2,000〜3,000円で泊まれます。

宿代の節約と言えばネットカフェが思いつきますが、そちらも2,000円近くはします。しかもネットカフェは宿泊施設ではないので全員が全員寝ているわけではなく、夜でも騒いでる奴はいるし、また盗難の心配もある。

一方でゲストハウスならネットカフェよりは高額ですが消灯時間が決まってることがだいたいだし、盗難の恐れがないとは言わないけど、ネットカフェほど客層は悪くない。

コスパで考えたらネットカフェよりもゲストハウスの方が良いじゃん、と思います。

ベッドメイキングは自分でやる

自分でやるベッドメイキング
敷布団と掛け布団にシーツをかけ、枕カバーをする

ゲストハウスはホテルと違って、自分でベッドメイキングするのが一般的です。チェックインしたら、ベッドに置いてあるシーツを広げて寝床を整えます。

チェックアウト時にはシーツを回収して、ベッドの上に整頓しておくなり、回収ボックスなどに投函するなりします。

生活場所は共同

共同のお風呂
共同のお風呂。浴槽がなくシャワールームのみの場所も多い

シェアハウスと同じように、シャワーやトイレは共同です。潔癖の人には厳しいかもしれません。

他にも冷蔵庫、電子レンジ、キッチンなんかも共同で使うことができたりします。また、イケてるところだとリビングがコワーキングスペースのようになっていて、そこで仕事もできます。

人と触れ合うのが嫌なら、ベッドの上にずっといればそんな話しかけられることもないと思います。

ホストが中心にいる

ホストってのはつまり運営者です。ゲストハウスの運営者は受付業務や清掃を行うだけでなく、時には食事を作ってくれたり、宿泊客とコミュニケーションをとってくれたりしてくれて、言ってみれば気のいい大家さんがいる感じです。また、ホストがいることで宿泊客同士が自然とコミュニケーションを取れるよう取り計らってくれることがあります。

そしてホストの方はだいたいが旅好き、お話し好きな人で、面白い話をたくさん聞くことができます。自分自身、今までお会いしたホストの方はみんな良い人でした。帰る頃には「客とスタッフ」ではなくもはや「知人」の関係性になっているので、わずか1日の滞在であっても、出発する際には後ろ髪を引かれる思いをします。

いくら設備が素晴らしいホテルでも、一人で誰とも話さず過ごせば味気ないもの。一方でゲストハウスなら設備は劣りますが、人と人との楽しい思い出ができる可能性があります。

宿泊客にも旅好き、お話し好きの人が多い

伊那ゲストハウスのリビング
風が語りかけるぜ

ホストがそうであるように、また利用者も旅好き、話し好きの人が多いです。

積極的に話しかけてくる人が多く、私もたくさんの人から話しかけられましたし、話しかけました。

当然全員が全員交流を目的としてきているわけではないのですが、今のところ「話しかけないでオーラ」を出してくるような人には出会ったことないです。

ゲストハウスのイメージ写真とかを見ると、陽キャがウェイってるものが多いのですが、今のところそんな感じはありません。関東の方だともしかしたらそういう傾向もあるかもしれませんが、私の経験では「みんなで星見に行こうぜ!」みたいなノリはなく、各々マイペースに過ごすことが多かったです。

私の個人的ゲストハウス史

倉敷の空き家
ここは怖かったぜ

ここからは個人的にゲストハウスで起きた面白かったことや印象的だったことを書き連ねておきます。

32歳にして初めて利用したゲストハウス梅鉢

ゲストハウス梅鉢
ゲストハウス梅鉢

初めて利用したゲストハウスは、仙台にある「ゲストハウス梅鉢」。2,000円で泊まれて、バイクも置けるという好条件だったので3泊くらいしました。

まさにザ・ゲストハウスで、フリーランスの人、旅している人、会社員だけど梅鉢が好きで来ている人、全国のゲストハウスを巡っている人、老若男女様々な人がいて様々な話が聞けて、とても充実した数日間を過ごせました。

特にゲストハウスのオーナーさんと、その日宿泊したおっさんと3人で地元のスナックに飲みに行った日をよく覚えています。

その後いくつかゲストハウスを訪れ、今のところ嫌な思いをした経験はなく、むしろ一人でホテルに泊まるよりもたくさん楽しい思い出ができました。

すると旅の目的がいつも通り珍スポットに行くだけでなく、ゲストハウスに行くことも目的になりました。

たまにいるおっさんが面白い

ゲストハウスは基本若者が多いんだけど、たまにおっさんがいます。

前述の通り、梅鉢でも面白いおっさんと出会って、スナックで馬鹿騒ぎしました。別のゲストハウスでも、一見物静かなおっさんでしたが、一緒に飲みに行ったらやっぱり我々のような若造とは経験値が違って、興味深いお話を聞くことができました。

まぁおっさんと話すためには何もゲストハウスである必要はないんですが、出会えるのは若者だけではない、ということですね。

ゲストハウスで10年越しの出会い

これは非常に驚いたんですが、大分県の佐伯市というまぁ田舎町にあるゲストハウスに宿泊していたら、一人の青年と出会いました。

話をしてみれば私と同じ年齢。で、さらに話を聞いてみるとなんと同じ愛知県の大学出身でびっくり。なんとまぁ4年間同じ大学に通っていた同級生だったわけです。

当時はお互いのことを知りませんでしたが、こうして大学を卒業して10年経って、大分で出会うってのはすごく面白い体験でした。

ゲストハウスが住み放題になる「ADDress」と「HafH」

ADDressとHafHのロゴ

さて、そんなこんなで8/1から、日本全国のゲストハウスなどが泊まり放題になるADDress(アドレス)とHafH(ハフ)という2つのサービスを利用することにしました。

どちらも月額料金を払うことで、提携しているゲストハウスが泊まり放題(厳密には上限があったりするけど)になるサービスです。

ADDressはゲストハウスだけでなく空き家(ホストがいない)タイプのものもあるのですが、HafHはゲストハウスだけですね。これらのサービスに登録したことで日本全国にあるゲストハウスに泊まれるので、さらにゲストハウス好きが加速しつつあります。

ちなみにADDressは月額4万円(税別)で、HafHは月間の宿泊上限日数に応じて、主に以下の3通りのプランが用意されています。

  • 月に5日間まで泊まれる:16,000円(税別)→10,300円(税別)
  • 月に10日間まで泊まれる:32,000円(税別)→20,800円(税別)
  • 上限なしで泊まれる:82,000円(税別)→53,300円(税別)

しかも今ならGoToトラベルキャンペーンが適用されて、35%オフ料金で利用できます(矢印右側の料金ね)。

私はHafHの10日間プランを契約しているので、20,800円(税別)です。ADDressと合計でも6万ちょっとなので、家を借りるのとだいたい同等価格で利用できています。

ゲストハウスを通じてその地域をもっと知りたくなった

鶴巻の空き家
鶴巻の空き家

ゲストハウスに泊まって、その地域の人々と交流をしたり、おすすめされた地元のお店に行ったりすると、もっとその地域のことを知りたくなります。

ホテルよりも安い料金にもかかわらず、人生の幅が広がる経験ができて、好奇心も刺激される。最高の宿泊施設だと思います。だからこそ、もっと早くに知っておきたかった。もっと早くに知っておけば、より彩のある人生が送れた気がします。

そんなゲストハウスライフ。おすすめですよ。旅好きの方、ぜひゲストハウスに泊まってみてください。

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斎藤
B級スポット(珍スポット)を主にした旅行が大好き。8年以上、珍スポット目当てに日本各地をふらついています。いたみわけ.comでは、一風変わったスポットの旅行記録をはじめ、旅行で役立つアイテムやお得な情報を発信しています。

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