誰が呼んだか棺桶工場。石川県の田舎道にぽつんと佇むとある小屋では、死者を収める棺桶を作っていたと聞きます。

正式名称は「尾小屋木棺工業」。なるほど確かにこれまで棺桶がどこでどのように作られているかなんてのは知らなかった。こんなところで作ってらっしゃったんですね。

というわけでこの棺桶工場の廃墟をご覧ください。

石川県の棺桶工場の廃墟に行ったよ

今回も廃墟マニア仲間のtamuraさんに案内してもらいました。彼が「石川県に面白い物件があるんだけど、あそこは誰にも教えてくない」と言っていたのですが、少し拷問したら簡単に口を割ってくれました。

はいこちらが件の棺桶工場。規模は小さく町工場って感じです。冬は寒く、夏は暑い様子が容易に想像できます。なかなか厳しい中でのお仕事だったんでしょうな。

早速地面に置いていた棺桶パーツと思われるもの。綺麗に彫られている。田舎の小さな工場と言えど、きっとここには確かな職人の技があったんでしょう。

しかしまぁ棺桶業界のことを調べてみると、どうも今は中国製が主流らしい。てなわけでここの工場も安価な中国製に負けて成り立たなくなってしまったのかな。

余談ですけど色々調べてたら、「日本人は死んだ時も中国製品にお世話になるくせに中国品であることを隠したがる」みたいなコメントを見つけてなるほどなぁと思いました。ゆりかごから墓場まで、メイドインチャイナ!

これみよがしに棺に収められるマネキン

工場の一画にはマネキンが収められている棺がありました。これは人間のサイズ感確認のためのものなのか、それとも写真を撮るために誰かがマネキンを持ち込んで設置したのか。

やけに可愛い顔してる。これは職人さんの趣味説もありますね。でもせっかくキレイな顔が汚れている。

こんな場所に一人ぼっちでかわいそうなので、連れて帰りたかったけど「もちものがいっぱいです」というエラーが出たので連れ帰ることはできず。

ふと視線を下げればこれまた別の棺桶から手が出ていた。

このてはおそらく先ほどのマネキンの手。訪れた人を驚かせるためにここに配置されたのかな。こんなあざとい仕掛けをする方もする方だし、それをこうやってホイホイ撮る方も撮る方。

見所は少ないけど珍しい廃墟でした

そんな感じで興味深い廃墟ではあるものの見所は少ない。事務所の机の上に置かれた写真にはドラクエ風味な棺桶も置かれていた。和洋問わず作っていたんですね。

神棚的なものも置いてありました。事務所には他にも細々とした残留物があったものの、そこまで興味も引かれず。

足元には木屑がたくさん積もっていました。

残されたお靴。

近くにある倉庫みたいな建物は崩壊していた。

このお話の出演は…


この記事の撮影機材まとめ

RX100M6 斎藤

でした。

廃墟巡りで知らない世界と出会う

廃墟としてはそこまででしたけど、普通に暮らしてたら棺桶工場を見学する機会なんてないと思うので、ある意味貴重な体験ができたと思います。

こうやって見聞が広がるって意味でもまぁ楽しくて廃墟巡りはやめられないですね。そう言えば昔は朝鮮学校の廃墟なんてところにもいきましたが、朝鮮学校なんても普通は内部を見学する機会ないですからね。廃墟とは言え貴重でした。その時の様子は以下の記事をご覧ください。

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斎藤
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