時山第一発電所内部
これが時山第一発電所でござる

岐阜県大垣市です。と、言っても養老のさらに西側。岐阜県、愛知県、三重県の三県境に近い山の奥。牧田川を並走する県道139号線を走っていくと、時山第一発電所に訪れることができます。

この廃墟は水力発電所の廃墟で、ここで蓄えた電力をあの伝説的な廃墟で惜しくも解体されてしまった、白石鉱山に送っていた、と言われています。白石鉱山の在りし日の姿は下記関連記事を参照。

そんな白石鉱山の相棒的存在、時山第一発電所にふらりと行ってきたのでご紹介します。

県道を外れて少し行ったところにある時山第一発電所

時山第一発電所への入り口

おそらく岐阜県で最も西に位置する道路、県道139号線を進みます。すると途中でこのようなゲートが現れます。そこに刻まれている文字は「白石工業株式会社」。これが時山第一発電所への入り口であり、時山第一発電所が白石鉱山の関連施設であることの証明なわけです。

沢を渡る橋
そう、この日の前日は雨が降っていたんだ…(このフラグが後々回収されます)

川に向かって進んでいくと、小さな橋があります。右側の手すりは崩壊していて、しかも前日に雨が降ったので川がかなり増水していて怖い。

斜面ギリギリの道

橋を渡った後に続く道はこれまた川のきわっきわで、足を滑らせたら谷底一直線。まぁ足を滑らすとかこの俺様がそんなヘマをするわけはないので、一定の心音を保ちながら余裕で過ぎていきました。普通の人は怖いかもしれないね。

時山第一発電所外観
青いフレームがイカす

見えてきました時山第一発電所。いざ内部へと突撃したいところですが、入り口が右側に回り込んだ斜面側にある。なんで正面じゃないんだか。

時山第一発電所の入り口

ほれこの通り。そして入口の扉付近の壁面はブルーシートで覆われていたり、鉄パイプで補強されていたりします。調べてみると1976年にこの施設が廃止されたそうですが、この状況を見るにその後もある程度管理されていたのかもわかりません。

時山第一発電所内部の様子
天井は木造

さて内部はご覧の通り、こじんまりとしています。中央にタービンのようなものなど巨大な施設が残されています。

美しい発電所廃墟

時山第一発電所の内部をカメラで撮影

発電所の廃墟ってのは、不思議と心に残る場所が多い気がします。山の中の人工物というロケーションだったり、見慣れぬ機会が残っていたり、まぁなんかそういう非日常的な光景が見られるため、他の廃墟よりもインパクトが強いのかもしれません。

時山第一発電所の天井

この発電所も、無機質な中にも木のぬくもりだったり、窓枠や機械が青く塗られていたり、どことなくオシャレ感が漂い、ギャップのある廃墟だなと思いました。写真に写ってない足元は乱雑だけど。

青色タービン

巨大な機械。遠目には美しいけど、近くで見ると蜘蛛の巣が張り巡っていて萎える。

時山第一発電所の機械類

左奥の電話ボックスだと思われるスペースがオシャレ。

木造休憩スペース

入って左側には木造の休憩所みたいな小さなスペースがあります。だいぶ荒れていて、そのうえ陽が当たらなくてジメッているので遠目に見守りました。

時山第二発電所もあるけどそこはちょっと大変

大きな機械

時山第一発電所と言うくらいので、もちろん時山第二発電所もあります。が、時山第二発電所へは数キロ山を登らないとアクセスできない場所にあるので断念しました。

下記リンク先サイトでは、第二発電所の内部まで美しい写真で紹介しているので、興味がある人はぜひこちらも見てみてください。

時山第一発電所の周辺にある建物

というわけで時山第二発電所に向かうのはしんどそうだったので諦めて、時山第一発電所の周辺のみ探索してみることにしました。すると、このような小屋が出てきたわけです。

崩落した内部

こちらは職員用のより大きな休憩スペースだったのかもしれません。

供養

供養碑もありました。どなたの供養なのかはアイドンノウ。

電柱

木々に擬態して、鳥居のように上部で連結する電柱がありました。それだけです。

探索を終えて戻ってくると、足にはヤマビルが…

送電システム

前日に雨が降ったという高温多湿な中探索を行ったところ、両足に合計4匹ものヤマビルを携えて戻ってくることになりました。

何がなんだか

バイクでの移動だったのでブーツに長ズボンというスタイルで、余裕やろと思っていたら全然そんなことはなかったです。力の差を見せつけるようにヤマビルをひっぺ返してアスファルトに叩きつけてやりました。しかしまぁ油断が招いたこと。反省します。

もしもこの記事を読んで「お、自分も時山第一発電所に行ってみよ」と思った方。ヤマビルには気をつけなはれ。

ああ発電所の廃墟は美しい

巨大な機械

美しい発電所廃墟と言えば、三重県の東青山変電所が浮かびみます。変電所と発電所の違いはさて置いて、こちらも全く道のない山奥にあり、残留物こそ少ないものの、オシャレな装飾が施された廃墟でした。

詳しくは下記関連記事をご覧ください。

この記事の撮影機材
カメラ1:RX100M6
カメラ2:GoPro HERO7 Black

時山第一発電所の詳細情報

公式サイト:なし
住所:岐阜県大垣市上石津町西山
電話番号:なし
場所:Googleマップで見る

備考:ヤマビルわんさかわんさか

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斎藤
B級スポット(珍スポット)を主にした旅行が大好き。8年以上、珍スポット目当てに日本各地をふらついています。いたみわけ.comでは、一風変わったスポットの旅行記録をはじめ、旅行で役立つアイテムやお得な情報を発信しています。

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