大西観音
ご覧、これが大西観音さ

長野県、大鹿村に行きました。ここには大西山と呼ばれる1,741.2メートルの山があります。

1961年に、この大西山が崩落して42人が亡くなったそうです。その慰霊ということで1991年に大西観音が建立されました。

この観音様、崩落した雄大な崖をバックに立っており、その佇まいが非常に良くて、まぁ慰霊目的での建立なのであんまり面白がってはいけないとは思いますが、珍スポット感あって良かったので紹介します。

長野県大鹿村の大西公園へ

ものすごい崖に向かって伸びる道
ものすごい崖に向かって伸びる道

長野県、大鹿村までやってきました。途中、国道152号線が通行止めなので微妙に迂回しながらたどり着きました。まーなかなか山の中まで来てしまいましたね。

大西観音への道

この大鹿村には大西公園と呼ばれる綺麗な公園がありまして、ここはまぁ桜の名所なとして有名なんですが、冒頭で紹介した通り、大西山の崩落現場そのものでもあるのです。

大西観音への階段

実際に死者も出ているので、伊勢神トンネルなんかと比べるとこちらの方がよっぽど心霊スポットなんですが(大変失礼な表現をお許しください)、大自然を背後に綺麗に整備された公園の様子は平和そのもの。ゆったりとした時間が流れていました。イベントやお祭りも開催されるそうです。

崖をバックに立つ
崖をバックに立つ

そして大西公園内の階段を上った先に待ってらっしゃるのがこちらの大観音。お名前は大西観音とおっしゃいます。1991年建立なので、まだ28歳。若手です。

光背持ちの観音様
光背持ちの観音様

アップで大西観音。大観音と呼んでしまいましたが身長は5メートル前後で、実はそこまで大きくありません。しかし背後に背負っている大西山の雄大さが、大西観音を数字以上に大きく見せている気がします。

大西観音周辺を空撮

愛用のドローン、Mavic Airを飛ばして空撮してみました。見辛いのですが、写真下部に大西観音があります。

大西山

さらに引くとこんな感じ。見事に崩落が起きた場所だけはげ山となっています。

大西山崩壊礫保存園

また、大西観音の隣には「大西山崩壊礫保存園」と呼ばれる一画があります。ここで大西山から崩落してきた岩をそのまま保存しています。

この写真はドローンによる空撮なのでちょっとわかりにくいと思いますが、岩がゴロゴロしています。

大西山崩壊礫保存園の空撮

別角度から。ゴロゴロしてますね。

こんな大災害が起きた大鹿村ではリニア用のトンネル工事が行われている

別角度から大西観音

この大鹿村は落石や土砂崩れが頻発する地域なんだそうです。にも関わらず、近年この地域でリニア車両を通すための工事が行われています。

2017年には工事現場付近で落石事故も起こり、住民によるリニア反対活動も行われているんだとか。

引きで大西観音

大西観音の眼下で再び大惨事が起きないよう、しっかり見守っていてほしいと思います。

大西観音と大西山

そんな当たり障りのないコメントでこの記事を終えたいと思います。ありがとうございました。

この記事の撮影機材
カメラ1:RX100M6
カメラ2:GoPro HERO7 Black
カメラ3:DJI Mavic Air

関連記事:国道152号線で大鹿村に行くなら木沢小学校も一緒に訪れてほしい!

大鹿村に続く(一部通行止め)国道152号線付近には、色々と面白いスポットがあります。遠山森林鉄道、下栗の里、御池山隕石クレーター、中央構造線博物館などなど…。中でも途中で訪れた木沢小学校がすごく良かったです。廃校なんですが、内部は民族博物館のようになっていて誰でも無料で入ることができます。木造の校舎がとてもレトロですごく良かったです。下記のリンク先で紹介しているので、こちらも併せてご覧ください。

大西観音の詳細情報

公式サイト:なし
住所:〒399-3502 長野県下伊那郡大鹿村大河原
電話番号:0265-39-2001(大鹿村役場産業建設課)
場所:Googleマップで見る

営業時間:いつでも
入場料:無料
駐車場:たくさんあり

備考:そもそも大鹿村の真下には中央構造線と呼ばれる大きな断層がある…

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斎藤
B級スポット(珍スポット)を主にした旅行が大好き。8年以上、珍スポット目当てに日本各地をふらついています。いたみわけ.comでは、一風変わったスポットの旅行記録をはじめ、旅行で役立つアイテムやお得な情報を発信しています。

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