このところ、テレワークによるポケットWi-Fiの需要増で、いくつかの会社で端末の在庫切れや、通信障害が起きたりしているそうです。
そんなネット環境難民の皆さんに朗報です。実は今、楽天モバイルに申し込むと、先着で300万名に限り、なんと1年間無料でSIMカードを持つことができます。
さらにすごいのが、楽天モバイルはデータ容量がなんと無制限です。他社だとプランにもよりますけど、月に7GBとかまでしか使えなくて、ギガを使い切ると低速回線になるんですが、ギガ不足知らずの無制限。そんなことからついたプラン名はその名も「UN-LIMIT(アンリミット)」。
というわけで、楽天モバイルと契約しておけば無料で無制限にネットが使えて、さらにスマホからテザリングするなりでPCでもネットが使えるし、ポケットWi-Fi契約するよりも良いじゃん!というのがこの記事の内容です。
実際に楽天モバイルで契約したスマホをポケットWi-Fiとして使ってみたので、その感想と、楽天モバイルとの契約にあたっては色々と注意点もあるので、それぞれ説明しますぅ。
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目次(もくじ)
概要:【1年間無料】楽天モバイル「UN-LIMIT」プランの料金・データ容量まとめ
現在楽天モバイルが提供しているのは「UN-LIMIT」プラン1種類のみ。このプランに関する詳細は以下の通り。
- 料金:2,980円(税別)/先着300万名に限り1年間無料!
- データ容量:【楽天回線エリア】無制限/【パートナー回線エリア】5GB/月
- 電話料金:Rakuten Linkアプリからの発信は無料
- 縛り:なし、いつでも無料で解約可能
- 注意点:楽天回線対応端末は非常に少ない
1年無料でデータ通信無制限という神みたいなプランなんですが、2点すっごい気をつけてほしいことがあります。
要注意1:通信エリアによっては月5GBまでしか使えない
楽天モバイルはデータ容量が無制限だと言いましたが、実は一部の対象エリアに限り無制限です。
楽天モバイルはドコモやauから独立するにあたって、自社のネット回線をユーザーに届けるべく、日本全国津々浦々に基地局を建てました。しかし現状、都心部にしか建設することができませんでした。
そこで基地局建設が間に合わなかった地域は、auの基地局を借りて運用しています。
そんなわけで、楽天モバイルが使えるエリアは「楽天回線エリア」と「パートナー回線エリア」の2種類が混在しています。
- 楽天回線エリア:楽天モバイルオリジナルの回線が使えるエリア
- パートナー回線エリア:auの回線エリア
このうち、楽天回線エリアでは無制限でデータ通信が利用できますが、パートナー回線エリアでは、月々5GBまでしか使えません。ただし、パートナー回線エリアでギガを使い果たしても、最大1Mbpsの速度で通信可能です。
項目 | 楽天回線エリア | パートナー回線エリア |
---|---|---|
対象地域 | 都心部のみ | auが使える全てのエリア |
データ容量 | 無制限 | 5GB/月 |
ギガを使い果たした場合 | - | 最大1Mbpsで継続利用可能 |
データ繰越 | - | 不可 |
つまり楽天モバイルで最も恩恵を受けられるのは、楽天回線エリア在住の人。
- 北海道
- 埼玉県
- 千葉県
- 東京都
- 神奈川県
- 新潟県
- 愛知県
- 三重県
- 京都府
- 大阪府
- 兵庫県
- 沖縄県
※追記:その後もエリアは拡大中です。最新情報は公式サイトのエリアマップ参照。
楽天回線エリア外の人は月々5GBになるのでちょっと魅力は劣りますが、それでも最大1Mbpsで使い放題なのは強み。
例えばドコモでも、ギガを使い果たすと128kbpsに速度制限されるんですが、楽天モバイルなら1Mbpsなのでそのおよそ9倍くらいの速度で使えるわけです。
1Mbpsあれば、HD動画の閲覧とかだと厳しいけど、ウェブサイトの閲覧ならまだ戦えるかなという感じです。なので、楽天回線エリア以外だと全然使えないってわけではありません。
要注意2:楽天回線に対応したスマホが少ない(古いiPhoneはほぼ利用不可)
もう1点の要注意事項が、楽天モバイルに対応しているスマホが少ないこと。実はSIMフリーのスマホであっても、楽天モバイル回線に対応していないと使うことができません。
なので基本的には、楽天モバイルで販売されている端末を購入して使うことになります。販売中の主な端末は以下の通り。
- Xperia Ace:49,819円(税別)
- Galaxy A7:31,500円(税別)
- Galaxy S10:90,728円(税別)
- Galaxy Note10+:115,273円(税別)
- AQUOS sense3 lite:29,819円(税別)
- AQUOS sense3 plus:44,364円(税別)
- arrows RX:29,819円(税別)
- OPPO Reno A 128GB:35,273円(税別)
- OPPO Reno3 A:36,182円(税別)
- OPPO A5 2020:20,019円(税別)
- Rakuten Mini:17,000円(税別)
- HUAWEI nova 5T:54,364円(税別)
これ以外にも、SIMカードを差し替えるだけで使えるスマホも多少あります。公式サイトから対象スマホの確認ができるので、こちらもご確認ください。

そして肝心のiPhoneですが、今のところ利用可能とされているのは、iPhone XS/XR以降に販売されたものだけです。iPhone7/8だと使えないのでご注意ください。
XS/XR以降の機種ならば楽天モバイルを普通に使えますし、Rakuten Linkアプリを使って通話することも可能です。現状最新のiPhone SE(第二世代)も利用可能です。
楽天モバイルをポケットWi-Fiとして使う方法
楽天モバイルに詳しくなったところで、この記事の本題、楽天モバイルをポケットWi-Fiとして使う方法を2つ紹介していきます。
Rakuten WiFi Pocketを導入する
1番おすすめなのは普通にポケットWi-Fi(モバイルルーター)と契約することですね。中でもRakuten WiFi Pocketは今なら本体代1円で契約することができます。
もちろん月々の利用金額は1年間無料。ポケットWi-Fiなら手持ちのスマホが楽天モバイルに対応していないとしても関係なく通信することができるので、「スマホを乗り換えたくないけど1年無料キャンペーンに参加したい」って人にはおすすめです。また、PCで楽天回線を使用することも可能です。バッテリーも10時間持つので、テザリングするよりも断然良い。
で、契約後にアンケートに答えることで楽天ポイントが1ポイントもらえます。これで差し引きすると実質無料ってわけ。
- Rakuten WiFi Pocket:9,073円(税別)
- Aterm MP02LN:12,546円(税別)
- Aterm MR05LN RW:21,637円(税別)
楽天モバイルで扱っているポケットWi-Fiは全部で3機種あります。ただ実質0円なのはRakuten WiFi Pocketだけなので、まぁわざわざ他の機種を選ぶ必要はないかなと思います。
ただ、モバイルルーターだと当然ながら通話はできません。楽天モバイルの通話無料というメリットを活かすことができないので、それだけ注意っす。

楽天モバイル対応スマホを購入する(特にRakuten Mini)
ボクはRakuten Mini
2つ目の選択肢は、スマホを契約してテザリングする方法。スマホの中でもRakuten Miniは最も価格が安く、尚且つ79gという超軽量サイズなのでスマートです。Rakuten Linkアプリからの発信で通話料が無料だし、Felica搭載なのでおサイフケータイやSuicaとしても使えます。
スマホでテザリングするうえで、気になるのがバッテリー。特にこのRakuten Miniは超小型端末だけあってバッテリーサイズも約1,250mAhと小ぶり。
ただRakuten Miniをテザリングさせて計測してみたところ、3時間30分でバッテリー残量が44%→4%となりました。単純計算ですが、6〜7時間くらいなら充電なしでも使えそうなので、大きな問題ではなさそう。
価格的にも優れていて、Rakuten Miniの本体価格は17,000円(税別)ですが、最大20,000円分の楽天ポイントが貯まるキャンペーン中です。なので実質的には無料で契約することが可能です。
- 端末代:17,000円(税別)
- A)合計:18,700円(税込)
キャンペーンでのポイント還元
- 楽天モバイル新規契約キャンペーン※:5,000円相当ポイント還元
- Rakuten Miniセット契約キャンペーン:15,000円相当ポイント還元
- B)合計:20,000円相当ポイント還元
※:申し込み月の翌月末日まで、Rakuten Linkでの10秒以上の通話とメッセージの送信が条件
- 実質初期費用(A-B):-1,300円(1,300円儲かる)
- 月々の費用:1年間無料 ※継続利用する場合は2年目から2,980円(税別)
Rakuten Miniはスマホなので、テザリングによってPCやタブレットをネットに接続します。ちなみにRakuten Miniならではの機能かは知らないけど、ホーム画面にワンタップでテザリングのオンオフを切り替えられるボタンを用意できるのが便利。
とまぁWi-Fiとして使う前提で話しましたが、Rakuten Miniはあくまでも「スマホ」なので、単体で遊ぶこともできます。ただやはりあまりに小型なので、メッセージのやりとりとかはストレス溜まる。その辺はスマホ単体のレビューもご覧くださいな。
Rakuten MiniをポケットWi-Fiとして使った感想・速度比較
日曜10時半頃に計測
まず前提として、私は楽天回線エリアに住んでいます。そのためパートナー回線エリアでは検証していないのでご注意を。
というわけで実際に、何回かRakuten MiniでテザリングしてPCで仕事してみました。その結果、もう全く問題なしという感想です。薄い感想ですが、本当になにも気になることなかったです。
ウェブサイト閲覧、動画閲覧、動画通話、全く問題ありません。
土曜1時頃に計測
実際に数値を見てみると、だいたい常に5Mbps以上は出てる感じ。
一方で先日契約したポケットWi-FiのFUJI Wi-Fiで計測してみると、安定して10Mbpsくらい出る。さらに光回線なら50Mbps以上。
というわけで、楽天モバイルでテザリングした状態での回線速度は、数値上だとポケットWi-Fi等と比較してちょっと遅いわけですが、とはいえ体感ベースでは全く問題なしです。バッテリー持ちも前述の通り、特に悩まされることはありませんでした。
ただサービス開始して間もないので、多少の不具合は覚悟した方が良いかも。実際5月1日には、一部のユーザーの間で全く通信ができないという障害が発生しました。
また、正式サービス開始前の感想ですが、エレベーターの中など、少し奥まったところに行くと繋がりにくくなる経験もありました。
この辺りは、これからじっくり改善されていくと思います。逆に言うと、まだしばらくはちょっとした不具合が出てくるケースはありそうです。
ずっと家から(楽天回線エリアから)出ないのであれば、ネット環境を楽天モバイルに一本化してしまえばかなりお得ですが、現状の安定性を鑑みると、一本化はせずに、保険として別の通信会社も用意しておいた方が良いかなとは思います。
私自身、以前契約したポケットWi-FiのFUJI Wi-Fiは、今後も継続して使い続けようと思います。
まとめ:条件がぴったりハマる人は絶対契約すべき
以上、まぁまだ楽天回線となって日が浅いので、まだまだ不安なところもありますが、それを加味しても1年無料なので、検討の余地は十分なるんじゃないかなと思います。
特に以下に該当する人であれば、楽天モバイルとの契約を強くおすすめします。
- 楽天回線エリア内に在住の方
- 楽天モバイル対応スマホをお持ちの方
- 月5GBでも良いからポケットWi-Fiがほしい方
まぁ色々と不安はありますが(無料なので不満はない)、やっぱり1年無料は強い。ぜひ契約してみてくださいな。
あっあっ!あと、楽天モバイルに契約する際には、楽天モバイルID「kjH9v9N3NR5a」を入力して頂くと、紹介キャンペーンが適用されて私とあなたにそれぞれ楽天スーパーポイントが貯まるらしいので、ぜひ活用してみてください。
キャンペーンのやり方はこちらをご覧あそばせ。
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俺は節約家
そんなわけで自分自身、楽天モバイルと契約することで月々の携帯代をはるかに節約できるようになって大満足です。まぁ楽天モバイルの回線品質には不満がないことはないけど、なんにしても1年無料はデカすぎる。
私は今家を持たない「アドレスホッパー」として暮らしています。日本各地を旅していますが、そんな環境でも月の生活費は7万円と、だいぶ節約しながら旅を楽しんでいます。拙者のライフスタイルをご覧あれ。