病院廃墟の廊下

静岡県伊豆町にある廃病院に来ました。ここはなんと1932年に作られた海軍病院で、つまり戦前の廃墟というわけ。

そんな古い物件なのに内部の状態は比較的悪くなく、残留物こそないもののレトロで素敵な環境がそのまま残されていて貴重な体験ができました。

まぁとにかく素敵なので見ていってくださいよ。

退廃美!朽ちる姿すら美しい廃墟

大きな窓が美しい
WOW!僕の知っている病院とは大違いだよ!

ご覧くださいこのイケ具合。まず木造建築ってだけでもナイスなんですが、さらにこの大きく作られた窓。そしてグリーンのアクセント。素敵じゃないの。

廃墟の木造階段

木造ってだけでこんなにも温かみを覚えるのはなぜなのか。

この廃墟は2階建てですが規模は小さめ。1階層につき14部屋くらいしかない程度じゃなかったかな。

廃墟の木造階段を下から

階段も2箇所だけしかなく、こちらは先ほどとは別のもう一つの階段。ちょっと汚れていますね。

ツタ絡まる階段

で、登っていくとなんじゃこれは!こっちの階段は植物が侵入してきて、トンネルのようになっていました。

自然のトンネルと言えば聞こえは良いですが、この枯れた感じはまるで巨大な蜘蛛の巣のよう。ちょっと不気味でした。

グチャグチャ

とっても不気味な植物のトンネル。これは美しくない😩

リネン室

アップで見るとまた気持ち悪い(じゃあ見せるなよ)

廃墟の壁にツタが這う

ただまぁ、引いて撮ればやはり多少のお洒落感が残っている気もします。でも、まぁ、ちょっと不気味だよね。

ツタの絡まるレトロなオフィス、とは?

廃墟の廊下を
扉に刻まれた53の意味は…

さてこの物件、1932年に作られたのは冒頭でも紹介した通り。その後紆余曲折あって解体が検討されたものの、この建物を建設した河津建設(創業100年!)が無償で外装の修理を請負い、保存される方向で進んでいるとのこと。

扉とツタ

さらに南伊豆町によって内部を改装し、ここを「ツタの絡まるレトロなオフィス」として貸し出すという計画もあり、この廃墟はまさに生まれ変わろうとしているのです!ちなみに外観の写真はあえて掲載しませんが、確かに甲子園の如くツタがびっしり生えています。

廊下と椅子

と、いう話が報道されたのは2017年のこと。今回私は2019年にこの場所を訪れました。確かに建物の外部には足場が組まれていましたが修繕されている様子はなく、内部なんかも先ほどの通り、荒れ放題です。これはどうしたことか!

1回部分を見る

さらに調べると、2019年6月に、正式にその計画が頓挫した報道がありました。残念でした!笑

というわけで無償での外装修理を宣言した河津建設の好意も無駄になり、結局放置されている状況みたいです。このまま解体も再利用もされず、自然に倒壊する日が訪れるのを待つことになると思います。

お部屋紹介

廃墟の扉たち

さぁやって参りましたお部屋紹介のコーナー!

本日はこちらにございます、築80年年以上もの歴史を持つ病院廃墟のお部屋を紹介していこうと思います。

大きな窓の部屋

はい、こちら!窓が広い!良いお部屋ですね。ここの部屋に入院すると結構なお金がかかりそうです。

小さな窓の部屋

続いてこちら!屋根が汚いです!あと大きなクモがいました!

廃墟のお風呂

唐突に登場するお風呂。ちなみに浴槽は1つだけ。つまり…混浴!

部屋to部屋
部屋to部屋

こんな感じで広いへやがポツポツるのですが、特筆するような物はありませんでした。

柱に刺さる包丁
見なかったことにしよう

まぁ、前述の通り改装が予定されていた廃墟なので、一旦はある程度掃除されてしまったみたいですね。残念。

脳内の神経興奮の抑制作用などをあらわし、てんかん、片頭痛、躁病などの改善作用をあらわす薬
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そんな中でも「ここは病院である!」という主張を放つエピレナートくん。彼がこの建物内で唯一残っているそれっぽい残留物かもしれない。で、エピレナートって何よ。

このお話の出演は…


この記事の撮影機材まとめ

RX100M6 斎藤

でした。

もしかして建物の一部を緑に塗るのが流行ったのか?

そういえば先日訪れた岐阜県の廃校、相生小学校相生分校も窓枠や壁の一部がグリーンで塗られていました。こちらも1909年に建てられた木造建築物であり、今回の病院廃墟と同じ戦前物件です。

建物の雰囲気が似ているので、もしかしたらこの時代はこういう意匠が流行っていたのかもしれませんね。

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斎藤
B級スポット(珍スポット)を主にした旅行が大好き。8年以上、珍スポット目当てに日本各地をふらついています。いたみわけ.comでは、一風変わったスポットの旅行記録をはじめ、旅行で役立つアイテムやお得な情報を発信しています。

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