レンタカー

珍スポットはだいたい変なところにあるので、珍スポ巡りをするときにはレンタカーを借りることが多いです。昔は「レンタカーって傷つけたらものすごい請求くらいそうで怖い」とネガティブな印象を持ってたのですが、しっかり調べると、実はそんなにリスクあるサービスでもねぇなとわかってきました。

自身の契約内容さえきちんと理解してしまえば、あとはもう現地行って借りるだけ。こんなに観光に適したものはないっすわ。レンタカー最高っすわ。と、手のひら返して賞賛している男がこのわたくし、いたみわけ.com斎藤です。

てなわけでレンタカーマスターと言うと大げさですが、それなりにレンタカーを利用した経験が多い私が、「車の免許取り立ての初心者の方」や「初めてレンタカーを借りる方」に向けて、レンタカーの借り方と注意点についてまとめて紹介していきます。今後レンタカーの活用を少しでも考えている人は、ぜひこの記事で知識をつけていってください。

レンタカーは初心者でも借りられる

まずは免許取り立ての初心者くんに告ぐ。 免許を取り立ての初心者であってもほとんどの会社でレンタカーを借りることは可能です。しかし、中には借りるためには同乗者が必要だったり、保険の加入ができなかったりするのでその辺は注意したまえ。

また、レンタカーだろうがなんだろうが、免許を取得してから1年間は初心者マークをつけて運転する義務があります。そのため、初心者マークは持参しておきましょう。初心者マークはお店で借りることも可能ですが、数に限りがあります。また、一部有料のところもあります。

それではレンタカー会社ごとに、以下の3点についてまとめた一覧表をご覧ください。

  • 初心者でも借りることが可能か
  • 利用条件
  • 初心者マーク貸し出しの有無
レンタカー会社名 初心者貸し出し条件 初心者マーク
タイムズレンタカー 制限なし 不明
オリックスレンタカー 制限なし 貸し出し無料
Jネットレンタカー 制限なし 店舗によって有料の可能性あり
ガッツレンタカー 免許取得から1年未満の場合は、初心者マークの持ち込みが必須 不明
トヨタレンタカー 制限なし(一部店舗で制限を設けている可能性あり) 店舗によって有料の可能性あり
ニッポンレンタカー 免許取得から1年未満の場合は、運転経験3年以上の方の同乗が必要。さらに車両・対物事故免責額補償制度(CDW)に加入できない。 貸し出し無料
日産レンタカー 免許取得から1年未満の場合は、運転経験3年以上の方の同乗が必要となる場合がある。免責補償制度・日産安心サポートプラン・NOCサポートプランの加入ができない恐れがある。 貸し出し無料
ニコニコレンタカー 免許取得から1年未満の場合は、運転経験3年以上の方の同乗が必要。さらに車両・対物事故免責額補償制度(CDW)に加入できない。 不明

以上を見ると、免許取り立ての初心者さんは、借りるに当たって制約がないタイムズレンタカー、オリックスレンタカー、トヨタレンタカー、Jネットレンタカーあたりを利用することをおすすめします。

ちなみに仮免許の場合でもレンタルできるレンタカー会社は、私の知る限りではありません。いくら売上になるとは言っても、初心者はまだしも仮免許の段階の人に貸し出すにはレンタカー会社のリスクが大きすぎます。仮免許の方は、旅行の前に自動車学校を無事に卒業できるよう頑張りましょう。

レンタカーを借りる方法まとめ

続いてレンタカーを借りること自体が初めての人に向けて、レンタカーを借りる方法についてまとめて紹介します。なお、ここで紹介する方法は一般的なものであり、地方のレンタカー会社の場合は異なることもあります(と言っても支払いのタイミングが違うとか、それくらいの違いだと思います)。

WEBサイト・電話・店頭で予約を行う

レンタカーを予約するには、WEBサイトから手続きを行うか、電話、店頭で手続きします。最も効率が良いのはWEBサイト経由で予約することでしょう。

また、WEBなら各レンタカー会社の公式サイトだけでなく、楽天トラベルやじゃらんなど複数のレンタカー会社を同時に検索できるサイトもあります。「空車があるか」、「料金はいくらか」、ということを一度に比較して検索できるため効率が良い探し方です。

レンタル当日に必要なものは免許証だけ

WEB場で手続きを行い予約が完了したら、当日指定した営業所に行ってさらに手続きを行います。この時、必ず免許証を提示する必要があります。逆に、免許証以外で特に必要な書類・ものはありません。免許証を提示すると、コピーをとった後、すぐに返却してもらえます。

返却時にガソリンを入れるスタンドの説明を受ける

レンタカーを借りたら、ガソリンを満タンにして返さなければいけません。多くの場合、最寄りのガソリンスタンドが描かれた地図を渡されるので、受け取って保管しておきましょう。返却時の給油については後ほど詳しく説明します。

レンタカーの支払いはクレジットカードが基本だが、現金で払える場合も

レンタカーでは、レンタル当日に料金を支払うケースがほとんどです。また、支払い方法は現金ではなく、クレジットカードでの支払いを求められます。

なぜなら、現金払いだと車を持ち逃げさる恐れがあるからです。免許証のコピーがあるとはいえ、その免許証が偽造のものかどうかはレンタカー会社にはわかりません。そのため、クレジットカードで払ってもらうことによって、車の持ち逃げなどのリスクを軽減しているわけです。

しかし、「現金で払いたい」「クレジットカードは持っていない」という人も多いと思います。もしも現金で払いたい場合は、「保険証など運転免許証以外の本人確認書類を見せる」「クレジットカードの有効性を確認する」などの条件をクリアする必要があります。

そのため、レンタカーを借りるのに必要なのは免許証だけど言いましたが、クレジットカードも一緒に持っていくよう覚えておきましょう

車体の傷の確認を行う

傷ついたレンタカー
私は実際に傷をつけてしまったことがあります…

料金やレンタカーの説明などが終わったら、いよいよ車に乗り込むのですが、その前に車についている傷の確認があります。あらかじめ車についている傷の場所をスタッフと一緒に目視確認し、書類にサインします。

つまり、返却時にチェックしたもの以外の傷がついていれば、それはあなたがつけた傷だと見なされる恐れがあります。例え絶対に自分がつけたものではないと主張しても、「あのとき一緒に確認したじゃないですか」と言われると反論するのが難しくなってしまうでしょう。

と、少し脅すような言い方になってしまいましたが、基本的にはスタッフの案内通りに傷をざーっと見て、サクッとサインするだけで問題ありません。

私自身、何度もレンタカーを借りてきましたが、傷の有無でトラブルになったことはありません。全国展開しているような大手のレンタカー会社であれば、特に問題はないでしょう。

いざ出発!カーナビ・ETCは標準装備で、スマホの無線接続による音楽再生も可能

初めてレンタカーを借りる場合、カーナビが使えるのかどうかが気になると思います。さすがにレンタカーはほとんどの車で標準装備されており、追加料金なしで利用することが可能です。

カーナビを使えば設定画面からBluetoothを使って、手持ちのスマホと無線接続することが可能です。FMトランスミッターを持ってくる必要なく、カーステレオでお気に入りの曲を聞きながらドライブすることができます。

カーナビとともにETC車載器も標準装備されています。しかし、ETCカードはついていないのでご注意ください。ETCカードは自分のものを用意して使いましょう。

レンタカー返却時にはガソリンを満タンにする

レンタカー返却時のポイントは3つです。

  • 返却時間内に返す
  • 必ず借りたお店に返す
  • ガソリンは指定されたスタンドで満タンにし、レシートを持ち帰る

順番に説明します。まず、レンタカー契約時に返却時間を決めます。そのため、必ず決めた時間内にレンタカーを返却しましょう。時間をオーバーすると追加料金を取られることがあります。特に無断で遅れた場合は違約金として、通常よりも高額な料金を請求される恐れがあるため、もしも遅れるのであれば必ず事前に電話して相談しましょう。

返却場所については、必ず借りたお店に返します。例えば日産レンタカー名古屋店で借りて、日産レンタカー静岡店で返却する、ということはできません。ただし「乗り捨て」という制度を使えば、違うお店に返却することが可能になります。乗り捨てについては後ほど紹介します。

最後に、返却前に必ず指定されたガソリンスタンドでガソリンを満タンにしてから返却します。また、給油したことの証明のために、ガソリンスタンドで受け取ったレシートをレンタカー会社に提示する必要があります。そのため、必ずレシートは受け取るようにしておきましょう。

初めてレンタカーを借りる際の注意点

HYBRID

レンタカーの借り方については把握できたでしょうか?わからないことがあればスタッフに聞いて確認しておくと良いでしょう。

では続いて、レンタカーを借りる際の注意点について紹介します。

レンタカーの保険の種類と補償内容は覚えておくべき

浜辺のレンタカー
保険に入っていなかったら砂浜を走るとか怖くて無理(写真の浜辺は公道です)

レンタカーは事故を起こした時のために保険が用意されています。基本的には、レンタカーを予約すると以下4つの事象に対応した保険が自動的に付いてきます。

  • 対人補償
  • 対物補償
  • 車両補償
  • 人身傷害補償

そのため、レンタカーで人身事故を起こしてしまったとしても、飲酒運転や無免許運転などでない限りは保険金が支払われます。ただし、全額保険が降りるのではなく、一部は被保険者が負担しなければいけません。この負担額のことを免責金額と呼び、だいたい5〜10万円程度かかります。

この免責金額は、さらに「免責補償制度(CDW)」に加入することで払う必要がなくなります。つまり、保険の保険みたいなものです。もちろん免責補償制度は有料ですが、掛け金は1日あたり数千円です。

  • 責補償制度に加入した場合:事故を起こしても免責金額を支払う必要がない
  • 免責補償制度に加入しない場合:事故を起こしたら免責金額を支払う必要がある

事故を起こした場合、または車内で嘔吐した場合など、レンタカー会社は車を修理したり清掃したりしなければいけません。その間車を貸し出すことができないので、その損失を補う制度のことを「ノンオペレーションチャージ(NOC)」と呼びます。ノンオペレーションチャージは自走できる状態なら2万円、できない状態なら5万円となるのが一般的です。

このノンオペレーションチャージの保険もあり、名称は会社によって異なります。こちらも1日数百円程度の掛け金で加入することができます。

保険名称 加入条件 補償内
自動車保険 自動加入 運転中の事故等発生時に補償
免責補償制度
(CDW)
任意加入 自動車保険の免責金額を補償
NOC保険
(名称は会社によって異なる)
任意加入 ノンオペレーションチャージを補償

これらの保険以外にも、ロードサービスが無料になる保険や、自動車保険の補償額がアップする保険など様々なものがあります。

レンタカーの任意保険は加入がおすすめ

廃車
草ヒロ

続いて気になるのが、「免責補償制度やNOC保険などの任意保険には加入した方が良いかどうか?」ということでしょう。

あくまで保険なので、結論は人それぞれだと思います。しかし、どんなに安全運転を心がけても事故は起こる可能性があります。また、掛け金も数千円程度ということを考慮すると、基本的には加入した方が良い、と私は考えています。

実際、私は過去に自動車事故を起こしたことがないゴールド免許の持ち主ですが、1度だけレンタカーで車体をこすってしまったことがあります。その際、NOC保険に加入していなかったので、ノンオペレーションチャージとして2万円の請求を受けました。数千円の保険料をケチったせいで2万円の損失っすわ。

この件があってから、免責補償制度もNOC保険も必ず加入するようにしています。特に初心者であれば保険があるとないとでは安心感が大違いだと思います。また、旅行中に車体に傷がつけば、そのことばかり気になってせっかくの旅行も楽しめなくなってしまうでしょう。

そのため、当サイトとしては保険への加入をおすすめしています。

ETCカードは自分のものを持参するべし

レンタカーにはETC車載器が搭載されています。そして、会社によってはETCカードもレンタルすることが可能です。しかしレンタル料が500円前後かかります。

ETCは高速道路の料金所をスムーズに通れるだけでなく、利用料金の割引を受けられる、というメリットもあります。

しかし、レンタルしてしまえば、トータルではレンタル料の方が高くついてしまう恐れがあります。そのため、ETCカードは持参することをおすすめします。

「ETCカードを持ってない!」という方はこれから作ると良いでしょう。ETCカードはクレジットカードに入会し、カード会社に申し込むことで発行できます。ETCの発行手数料や年会費はカード会社によって違います。中にはクレジットカードの年会費が無料で、さらにETCカードも完全無料で発行できる会社もあります。まだ持っていない方は、ぜひ申し込んでおきましょう。

「乗り捨て」は自動車を返却しないことではない

レンタカーには「乗り捨て」と呼ばれる制度があります。これ、名称がめちゃくちゃ不適切なので初心者の方の中には「お店に返却せずに、その辺の駐車場に捨ててOKなの?」と勘違いしちゃう人もいると思いますが、決して返さなくて良い制度ではありません。

先に説明した通り、レンタカーは借りた店舗に返すのが基本です。しかし、中には借りた店舗と違う店舗に返却することが可能なこともあります。これを乗り捨てと呼びます。

  • 通常の返却:借りた店舗に返す
  • 乗り捨て:借りた店舗とは違う店舗に返す

例えば、新大阪駅の店舗でレンタカーを借りて、関西国際空港の店舗にレンタカーを返したい場合に、乗り捨てを活用します。

なお、乗り捨てを行うには別途手数料がかかります。同一県内なら無料というレンタカー会社もあるので、よく比較して検討しましょう。

「わ」ナンバーは煽られる?レンタカー煽りについて

レンタカーの正面
レンタカーは「わ」ナンバー

レンタカーのナンバープレートは、必ず「わ」と書かれています。そのため、ナンバープレートを見ればその車がレンタカーかどうかを簡単に見分けることができます。

「レンタカーは煽られやすい」、という話を耳にすることがあります。しかし、自分自身何度もレンタカーを借りていますが、煽り運転をされたことはありません。レンタカーだからと言って煽ってくるような人はよっぽどいないでしょう。安心して運転してください。