丹賀砲台園地
な、なんだぁこの空間はぁ〜!?

大分県の佐伯市にやってきました。こちらにある「丹賀砲台園地」は、訓練中の事故により16名が亡くなったことから「悲劇の砲台」として有名な観光スポットです。

その一方で、幾何学模様のドームと螺旋階段がとても美しく、珍スポット愛好家ならもちろんご存知の雑誌「ワンダーJAPAN」の表紙を飾った物件でもあります。早速、ご覧いただきたいッ!!

大分県佐伯市の戦争遺跡

丹賀砲台入り口
ここが入り口だぜ

大分県佐伯市、鶴御崎を海沿いにずーっと進むと見えてくるのが丹賀砲台。受付にて入場料200円を支払います。

リフト
ちなみに進行方向は手前から奥

丹賀砲台は丘の上にあるので、リフトに乗って駆け上がります。でも、きっと当時の人々はこの急斜面を2本の足で踏みしめていたんでしょうね。だいたい170段くらいあるそうです。

丹賀砲台内部

内部には動力室など様々な部屋がありますが、特に残留物もなく、建物自体に見所はありませんでした。

展示物

ただこのように、丹賀砲台もその一部とされた、大分-愛媛高知周辺に築かれた「豊予要塞(ほうよようさい)」の資料などが展示されています。

砲塔の螺旋階段
い砲身部分へ

で、奥まで進んでいくとたどり着くのが砲塔。すなわち砲そのものがあった場所です。

黄色い紐の束はアーティストの作品
黄色い紐の束はアーティストの作品

中心が空っぽのドームがあり、螺旋階段を上がって外に出ることができます。この螺旋階段や天井のドームは砲身が撤去された後に設置されたものなのでこれ自体は戦跡ではありません。

ここに大砲があった
注目して欲しいのはコンクリートのボロボロ具合

螺旋階段を上って見下ろすとこのような感じ。ひときわボロボロになっている下段のコンクリートは、とある事故によって刻まれた傷です。

16名の死者を出した悲劇の砲台

美しい天井
幾何学模様のドーム天井が素敵

1942年、丹賀砲台にて行われた実弾射撃訓練中、最後の一発が暴発。その場にいた16名の隊員が死亡しました。

コンクリート壁面
上部のコンクリートはまだ綺麗だけど、シミが不気味

先程の写真で見たボロボロのコンクリートは、その事故当時からそのまま保存されているようです。

まるで血のように
まるで血のように…

損傷のひどい下部と比較して、上部はわりかし綺麗。砲台の暴発なんてもっとひどいことになりそうだけど、意外とコンクリートって頑丈なんだなと思いました。

また、亡くなった16名は戦時中ということもあってか、特に補償もなく葬られたそうです。

お外に出るよ
お外に出るよ

ちなみに丹賀砲台はその訓練において、ここから10km、20km先に弾丸を放っていたそうです。めっちゃ飛びますね。

長閑な海
のどかな海

外に出ると豊予海峡が目の間に見えます。あの向こうに愛媛県があるはず。

外から見るとプラネタリウム
あれ?なんか縮んだ?

振り返るとドーム。プラネタリウムみたいなかわいい外見ですね。外から見ると、見上げていた時よりも小さくなった感じがします。

ドームと螺旋階段
写真映えするドームと螺旋階段は後付けのもの!

しかしまぁなんといってもこのドームと螺旋階段、素敵ですねぇ。前述の通り、これらは当時のものではないんですが、これ自体も見に来る価値はあります。自分以外にもカメラでバシバシ撮影している方もいましたね。

そんなわけで、またリフトに乗って丹賀砲台を後にしました。

この記事の撮影機材
カメラ:α7C

大分といえば豊後森機関庫が待ってるぜ

大分県の観光スポットでもおすすめなのが、豊後森機関庫です。国鉄時代の汽車収容所で、その美しい外観と、興味深い転車台が素敵な廃墟です!

丹賀砲台園地の詳細情報

公式サイト:丹賀砲台園地 | 佐伯市観光大百科
住所:〒876-1311 大分県佐伯市鶴見大字丹賀浦577
電話番号:+81972348222
場所:Googleマップで見る

営業時間:9時30分〜16時30分
定休日:火・水曜
入場料:300円
駐車場:無料でたくさんあり

備考:リフト壊れた時は入場料無料になってたらしい

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