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加賀温泉駅から見える加賀大観音

やってきました石川県。加賀温泉駅を降りると目的のものがチラチラ見えてます。あの金ピカに輝く大観音こそが今回の目的、加賀大観音です。

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ウサミミ
この記事では2012年に訪問した様子を紹介しています。この時は大観音内部に入ることが可能でしたが、現在は1階部分しか入れないようです。
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加賀大観音

遠くから見る加賀大観音

大観音は間近で見上げるのも良いですが、遠くから楽しむのもまたオツなもの。高さは73メートルらしいです。大きいですねぇ。

ユートピア加賀の郷入口と大観音

さぁ見えてきました。大観音をよく見ると展望台らしき窓が目立ってますね。信仰対象というよりも、客寄せとしての目的をメインに建設されたのでしょうか。今でこそB級スポットと呼ばれていますが、元々は歴とした観光資源だったのでしょうね。

加賀大観音全景

僕はここ廃墟だと思ってたんですが、受付に人がいて入場料500円かかりました。まさか受付の人に「ここって廃墟でしたよね?」なんて聞けないので後日調べてみると、以前は「ユートピア加賀の郷」として温泉、ホテル、遊園地などが設けられた宗教テーマパークだったそうな。

しかし業績悪化で倒産し廃墟化。その後2009年から大阪の会社と織田無道が買い取って経営を続けたものの、それもまた廃業してしまいます。その後「観音院加賀寺」と名を改め、大観音のみ運営しているそうです。周りの旅館や遊園地などは解体されてしましました。旅館の方は廃墟として一部が残っているので、この記事の最後に現状をレポートします。

※追記
さらに天空聖陵「加賀の郷」とか名前を変えたみたいですが、今は「加賀大感音」とシンプルになったようです。

加賀大観音と手に持つ赤ちゃん

そんなこんなで北陸一番の大観音も、足下の落ち着かない不憫な大観音となってしまいました。

加賀大観音のお顔

顔のアップ。ポリゴンっぽい。

加賀大観音を下から見上げる

高さ73mもあるので当然胎内巡りもできる。ただしこの記事公開後、工事と称して胎内巡りができなくなってしまったらしい。工事というよりも電気が止まったっぽい。やはり経営は苦しいのか。

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ウサミミ
電気代の未払いだった模様…

回廊

廃墟と聞いて行ってみれば現役で驚いたけど、おかげで胎内巡りができるようなので早速観音様の裏に回って入場します。しかしこの辺の廊下もコンクリート片が落ちてるし、ほぼ廃墟だった。

加賀大観音の胎内

柱のレリーフ

壁や柱にはこのようなレリーフがびっしりとあります。しかし、それ以外特に見所なし!

加賀大観音の最上階

頑張って73m分の階段を登るとたどり着きました最上階です。七福神-4がいました。布袋と恵比寿と大黒天ですね。

最上階からの眺め

ただでさえ窓が小さいのに柵が邪魔で眺めはちょっと残念なことに。「頑張って階段を登ってこれかよ」というのが正直な感想ですね。しかしなによりも暑かった。観音の内部は風通しは悪く、クーラーなんかもありませんので夏は辛いです。地上に戻ってとりあえず次のブースへ向かいます。

加賀三十三間堂

釈迦八相

加賀三十三間堂にきた。内部にはまず釈迦の半生を表現した巨大ジオラマがありました。壮大ですごいのですが暗い。

三十三間堂

更に進むとありました三十三間堂。段々畑に仏像が並んでいてこれもまたすごい!見難いですが中央に大きな千手観音像があってこれがまたすごい!正直大観音よりも立像としては巨大な部類に入るこの千手観音を売りにしたほうがいいのでは?と思うレベル。

梵鐘仏堂

世界一大きな梵鐘

こちらは高さ10メートル直径5メートル、重量350tの世界一大きな梵鐘です。特に何の説明もなかった三十三間堂と違って自ら世界一の大きさであると豪語しています。確かにでかいが世界一なのか?

世界一大きな梵鐘を担ぐ鬼たち

なんだかぬらぬらと黒光りする鬼たちが担いでますね。しかしこれでは鳴らせないではないか。

巨大鐘つき

一応鐘つきも配備されてるけど、後ろに引けない。世界一の大きさなのかもしれないけど、せっかくの鐘なんだからつかせてくれよ〜。

金色堂

金色堂

これもなかなかすごい。しかし内部が真っ暗なのでよくわからん。

十一面観音

さっぱりわからんが頂上にいるのは一応十一面観音らしい。各お堂を巡る度に経営が苦しいんだろうなってのが手を取るようにわかって切ない。最後に全長17メートルの五重塔を見て終了です。大観音が胎内巡り含めてちょっとがっかりだったけど、三十三間堂と千手観音、大梵鐘でガシッとハートをワシづかみされましたね。B級スポットとしてはど真ん中なところだと思います。またいつ廃墟化するともわからないので是非訪問してみてください。

廃墟と化した旅館

旅館の廃墟

近くに宗教テーマパークだった頃のホテルの廃墟がありました。

プロの気分が味わえるステージ

気分が味わえるだけで夢はかなっていない。

ボロボロな内部

内部は片付いているところもあればボロボロなところも。

残された椅子

ポツーン。さすがにお寺があんな状況じゃ、もう復活することもないでしょう。解体するにもお金がかかるし、このまま廃墟として放置されそうですね。

ユートピア加賀の郷と併せて観光してほしい珍スポット

石川県の大仏と言えば、ユートピア加賀の郷よりもハニベ巌窟院の方が有名かもしれません。この身体が埋まってしまったかのような姿、珍スポ好きなら1度は見覚えがあると思います。

強烈なインパクトは入口だけに留まりません。その内部がまたすごい。洞窟を進んでいくと、地獄さながらの光景が用意されています。血しぶきや臓物が飛び散るグロテスクな像が立ち並ぶ様は、訪問者に強烈なインパクトを残すでしょう!

そしてハニベ巌窟院の住職にまつわる悲しいお話も…。

ユートピア加賀の郷の詳細情報

公式サイト:Home | 加賀大観音
住所:石川県加賀市作見町観音山1-1
場所:Googleマップで見る

訪問年:2012年
備考:加賀温泉駅からも観音様が見えます。